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・Fantasie op. 35 (annotiert durch die Herausgeberin / annotated by the editor)
・Appendix - Johann Georg Heinrich Backofen: Fantasie in B-Dur / in B-flat major
- シュポーアの幻想曲の学術的批評版
- 詳細で実用的な演奏実践解説と追加の注釈付き版
- 付録にバックオフェンの幻想曲の原典
ルイ・シュポーアの1807年の幻想曲作品35は、今日では独奏ハープのレパートリーの定番作品の一つです。
この作品はゴータで作曲され、シュポーアの妻ドレットは宮廷室内楽奏者のヨハン・バッコーフェンからハープのレッスンを受けていました。
当時、若い夫婦はコンサートツアーに出かけ、ドレットは夫のハープのための新曲だけでなく、師の幻想曲も演奏しました。
バッコーフェンの作品がシュポーアの幻想曲に与えた影響は明白です。
ハープ奏者で音楽学者の長澤ますみによるこの新しい原典版では、シュポーアとバッコーフェンの2つの幻想曲を、詳しい序文(ドイツ語/英語)と批評解説(英語)とともに紹介しています。
この版には、編者による運指法や歴史的に詳しい演奏記号が記されたシュポーアの幻想曲の楽譜も含まれています。
さらに、包括的な演奏練習解説(英語)が付属しており、もともとシングルペダルハープ用に書かれたこの曲の演奏が、シュポーアの時代の演奏練習
(運指、テンポ、装飾音、グリッサンドなどのペダリングテクニックなどを含む)に従って、現代のダブルペダルハープで伝えられています。