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亡き王女のためのパヴァーヌ〜フランス・ハープ・リサイタル / マリア・グラーフ

商品コード : 309001405000
価格 : 1,296円(税込)
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アーティスト マリア・グラーフ (Harp)
レーベル Decca
品番 UCCD-7348
発売日 2016/04/06
収録内容 01.ディヴェルティスマン 第1曲:フランスふうに    
02.ディヴェルティスマン 第2曲:スペインふうに    
03.塔の中の王妃 作品110    
04.即興曲 作品86    
05.即興曲 作品21    
06.ハープ・ソナタ 第1楽章:Allegretto    
07.ハープ・ソナタ 第2楽章:Lento    
08.ハープ・ソナタ 第3楽章:Perpetuum mobile(Allegro Gaiement)
09.アラベスク 第1番    
10.アラベスク 第2番    
11.亡き王女のためのパヴァーヌ    
12.演奏会用練習曲≪朝に≫


集団の一部として機能してきた者が、個人の資質を明らかにする場合、最も有効的な方法が今までのイメージと正反対の自分を表すことだ。このアルバムは、まさにその粋が収められている。グラーフは、あのカラヤンが指揮棒を振っていた最盛期のベルリン・フィルで、ソロ・ハーピストであり続けたという事実は、彼女が軟なハープ奏者ではなく、基本がしっかり押さえられて、なおかつ柔軟さとマルチな表現力に支えられた一級の奏者であることを、何より雄弁に物語るが、そこからはドイツ音楽壇の特徴というか、ドイツの作曲家を愛し、バッハやベートーヴェンらを信奉するステレオ・タイプな姿も見え隠れする。本作の企画がユニークなのは、初のソロ作品集で、ドイツで第一線級の彼女に、敢えて真逆のフランスというテーマをぶつけたことにある。どこまでも優美で自由で。フランスの楽曲は、楽器の女王と呼ばれるハープにはうってつけであり、実際に今もクラシックと称されるハープ曲はフランス産が多い。
 グラーフは、その垣根を彼女らしく乗り越えてみせた。女王がアウェーの状態の敵地で拍手喝采を浴びていると想像して戴きたい。それが本作の喩えに相応しいからだ。ルーセルの「即興曲」をフランス人よりも典雅に弾き、ドビュッシーの2つの「アラベスク」では作家の作法に盲目的に倣うのではなく、自分ならこうアプローチするという冴えも垣間見せる。タイユフェール、ラヴェル、トゥルニエ・・・一歩間違えると冗漫にさえなってしまう作家の曲想も、グラーフは一本筋が通った輪郭を浮かび上がらせ、冷静に奏でてゆく。温かな音色で高雅な演奏は、徹底して凛とした緊張を伴いながら、フランス楽曲たちを躍らせた。まさに、銘盤である。

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